花オクラの食べ頃の短さ

8月2日
私の母は、花オクラを作るのが好きだ。「食べられる鮮やかなお花」を育ててみたいと栽培を始めたそうだ。

毎年、花オクラの収穫時期のピークには、一日60個の花をつける。近所の方、親戚にも渡しても食べきれなく、私に電話がかかり、取りに行く。取りに行くのが一日違うだけで、新鮮さは変わってしまう。

花オクラは、タイミングが大切な野菜だ。

私は、実家に行く時間さえ惜しいと思ってしまう事がある。

花オクラのことを思えば、人と会ったり、話したりするタイミングは、思うより短いかもしれない。

収穫ピークを過ぎた小ぶりの花オクラを見て、思った。