令和2年第4回飯塚市議会臨時会採決でした

7月27日

今日、飯塚市議会臨時会がありました。
新型コロナウイルス感染症対策に関わる補正予算議案の採決でした。
今回、私が気になったのは、
○新型コロナウイルス感染症を「正しく恐れ、正しく予防する」ための市民向け啓発パンフレット作成に2,464,000円。
○「十分な手洗い」について周知啓発のためのハンドソープ28,600,000円
○エコバッグの活用が増加傾向にあり、衛生的な使用をしてもらうための洗い替え用として、エコバッグ(飯塚市オリジナル)73,216,000円
○テイクアウト利用等による家庭ごみ増加の負担軽減のため、指定ごみ袋(可燃中)を1世帯あたり2巻15,831,000円
○配布負担金として、19,500,000円。
まちづくり協議会と協議しながら、すすめる。
総額 1億3971万1000円を使って、飯塚市の全戸65,000世帯に配付するとのこと。
修正議案として、この支出を省いたものを他の議員と提出し、討論もした。
この議案で問題だと思うのは、次の3点。
①市民の多様な価値観を大切にされていない。
②ひとり世帯にも大家族にも同じものが配付されるのは、平等性にかける。
③まちづくり協議会に配付をお願いするには、あまりにその責任が大きい。
エコバッグはすでに持っている方が多い。
ごみ袋も全ての方が中サイズがちょうどよいわけでない。一番気になるのは、ハンドソープ。
65,000世帯に配付するなら、環境や体のことを考えて選択する責任が市にある。どんな洗浄剤を配付するのか。
飯塚市を流れる遠賀川が少しでも汚れないものを考えていただきたい。
この修正案は、3:25で、否決。
コロナ感染の終息の見通しが立たない今、モヤモヤ感がまだ残っています。
他の自治体は、どんな独自施策をとっているのだろうか。