6月議会を終えて、思うこと

6月28日
【6月議会が昨日(6/27)閉会しました】

今回もいろいろありました(^^)
○飯塚市議会議員の定数が、24人から28人に戻りました。

この流れは、

①3年前の2019年6月議会で、議員提出議案として「現状の定員28人を24人とするもの」として、最終日に審議され、その日に賛成多数(賛成21.反対6)で可決されました。
私は、議員として初めての議会で、「今は、議員定数が24か28かどちらがよいか分からないので反対だ」としていました。

②2021年の9月議会に、3つの市民団体から連名で、「市民や有識者の意見をきいて一旦定数を28に戻してほしい」と請願が提出(金子紹介議員になる)され、継続審査となりました。

有識者として、江藤俊昭教授、土山希美枝教授を参考人招致しました。

③2022年3月議会にて、請願が賛成多数(賛成13.反対12.棄権2)で採択されました。

④2022年6月議会にて、

「議員定数をはじめとして市民にとって最適な市民のあり方の検討に関する決議」が7名の議員で提出されました。賛成少数(賛成8、反対19)で否決されました。私は、市民と意見交換するのは必要不可欠だが、4月の選挙には間に合わないという理由で反対しました。

そして、「議員定数を定める条例の一部を改正する条例」が議員提出議案として、提出され、賛成多数(賛成15.反対12)で可決されました。

市民の方には、議会が決めたことを翻すことはおかしい、慎重に審議されているのか、自分たちがまた議員になりたいために、もとに戻したのだろう、と言われることは、当然です。反省しなければなりません。

私は、3年前は、わからないという理由で定数削減に反対しました。
今は、2つの理由から3年前の定数削減には反対します。
①市民の意見を公的に聞く場がなかったこと。
②議員定数を減らすと、女性、若者、障害のある人などが、立候補しづらくなり、少数意見が反映しにくい議会になる可能性が高くなること

3年前の議決の仕方、その判断は、おかしかったと私は思います。どうして、財政の経費削減の理由で議員定数を削減することが可決されたのかをしっかり考える必要があります。議会、議員の存在意義から考えて、あり方を見つめ直す必要を感じています。

 

議員の仕事は、しっかりやればやるほど、大変ですが、面白いです。今まで知らなかった現実を目の当たりにして、自分の微力さに立ちすくみます。でも、少しずつでも変わるものがあります。

未来のために、できることをしっかり考えて実行していきたい、そんな人が集まる議会にしたいと思っています。

来年4月の選挙、がんばる人が出てきてほしいです。私も残された10ヶ月。しっかりがんばります。