土井ホーム、鞍手乳児院、武冨戦争資料館に行きました

8月22日
わいわいキッズいいづかの子ども夜市の活動の一環で、北九州市の土井ホーム、鞍手町の鞍手乳児院、小竹町の武冨戦争資料館に行きました。

土井ホームの土井さんの話は、心に刺さりました。「おとなから暴力を受けた子どもの心は、穴が空いてしまっている。だから、それを埋めるのに時間はかかる」

鞍手乳児院では、感染症対策で中に入ることはできませんでしたが、敷地内の施設について説明を受けました。定員いっぱいになっている状況に心が痛みました。

武冨戦争資料館では、千人針の玉止め、神風のハチマキ、ナポレオンの肖像の白馬の話など興味深い話でした。
千人針は、千人と仙人がかけていて、仙人のように雲を食べても生きていけますように、また、玉止めは銃弾を止める、という意味があったことも聴きました。
神風のハチマキに縫い付けてられている五銭、十銭は、四銭(死線)、九銭(苦戦)を超えるという意味があったことも話されました。どうにもならない戦争下で、国民のはかない望みを感じました。
武冨さんは、戦争は始まれば簡単に終わらない、今ならまだ間に合う。しっかり自分の頭で、考えることを話されました。
原爆の被害に遭った日本だからこそ、戦争の酷さを知っている。憲法を守っていきたいと痛切に思いました。