「あのときすきになったよ」
5月6日
紫陽花の花が、花屋さんに並び出した。この頃になると読みたくなる絵本が「あのときすきになったよ」
地域の小学校の読み聞かせを始めて、すでに17年。
小学校に行き、子どもの姿を見ると元気になれる。
今日は、5年生で「あのとき好きになったよ」を読んだ。読む前、他に2冊「好きです、ゴリラ」「ひとりぼっちのかいぶつと石のうさぎ」の絵本を出して、どれが聞きたいか、子どもたちに尋ねた。すると、圧倒的に聞きたいと手を挙げたのは、「ひとりぼっちのかいぶつと石のうさぎ」だった。
「多数決なのが民主主義ではない、いろんな人の意見を大切にできること、少数の意見も大切にできるのがほんとの民主主義だ」というと、子どもたちの多くはキョトンとしていたが、一人の子が「なるほどねー」っと、とても納得した声で言った。
子どもって、ストレートに気持ちが伝わる。
いい一日のスタートになった。